01茅葺の宿三男坊
画像提供 玉木雅芳氏(鎌ヶ谷市)
茅葺の宿「三男坊」
野原で小枝を取り「ちゃんばらごっこ」をしたり、ポケットに塩を入れ生梅を食べたり、「うけ」と云う道具を使って魚とりをしたり、木に登り柿を食べるなどなど。袢纏を着込み囲炉裏で餅を焼くなどなどと・・・、限りない懐かしい思い出。誰しもが、その懐かしさと心のぬくもりにふれる、心のふるさとがここ「三男坊」。
茅葺の魅力!
茅は呼吸し、室内の隅々まで新鮮な空気がもたらされる快適空間!懐かしくも茅葺き屋根の居心地の魅力!
懐かしい山裾の里
の~んびりした里山の自然を独り占め!
季節には、田に水が張られ間もなく村は一斉に田植えが始まる。カエルさん達もゲコゲコと合唱する。この里の光景を散歩するもよし、ふらふらとチャリで農道めぐりもまた楽しいもの。里山のほっこりとした風景に心奪われ、時を忘れ過ごす。他愛もないことが安らぎとなることでしょう・・・
囲炉裏を囲んでのゆっくりとしたお食事は、ついつい会話が弾み日々の雑路のあわただしさを忘れ、我の時間を懐かしくくつろぎ、我が家のように過ごす。これが三男坊!
そして迎える朝。鶯のさえずりを聞きながらのひと時は、さらなるくつろぎをもたらしてくれることでしょう・・・
癒される大木「箱の森の番人」
箱の森の番人と呼んでいるこの大木。実は「やま漆」の大木です。かせないの?大木のせいか手が届かずかせません。ご安心ください。さて、樹齢は?ということで計ってみました。胴回り約300㎝、直約95㎝、高さおよそ20m。そこで一般的な「樹齢の計算」を参考にすると、約382年?となります。里山ののんびりした新緑の中で、さらにのんびりした紅葉の中で、漆特有の綺麗を望みながら過ごす。