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03里山の食材

竹の子掘り

宅内西側の雑木林に混ざり込んだ竹林の竹の子は、雑木の日陰で育ち柔らかく豆乳のような甘さの新鮮味です。猪豚さんに負けずに掘らないと・・・道具は宿で。ぜひ、ご自分で竹の子を掘り、皮をむき、宿のおかあさんにシャブシャブを作ってもらってください。足で探りなら竹の子を見つける・・・はて・・・みつかるでしょうか。

山菜を摘む

季節に応じ、山菜の採取を楽しみ新鮮を味わう!所有地内の山から「タラの芽」「コシアブラ」、畦道から「ののひろ」も。季節には「むかご」(じねんじょの実)などなどを自分で摘み、持ちかえればおかみさんの手により、天ぷらや、お浸し。むかがご飯や酒の肴なり美味しく食卓へと用意されます。自分達の手で自然に触れ合い、自然の恵みを感じ美味しくいただく。

ヨモギ餅

季節には、宅内の里山で懐かしくヨモギ摘み。ヨモギの葉を綺麗にして、おかみさんお願~い。灰汁ぬきしたヨモギをすり鉢で潰しましょう。潰し終ったころ、ふかしたての熱~いお餅が届き!今度はこねる。こねればこねるほどヨモギが混ざり、綺麗な緑色のヨモギ餅の完成です!熱~い!!ヨモギ餅をちぎったまま黄粉をつけて食べる。あるいは丸めてお団子!饅頭形もよし、形より取り立て作り立てを食べる。実においし~い!!!!!

栗ひろい

栗の木の大木があり栗ひろいを楽しむ。かちぐりや大きな実の栗が宅内の里山で取れます。栗拾いはなぜか途中でやめられない!もう一つ!あっ大きいのがあったー、と。でも、食べる分だけにしましょう。秋の夜長を囲炉裏を囲み茹で栗を食べながら・・・

03 里山の食材 山野草

花飾り カメさん

幼いころ、皆さん作りませんでしたか・・・
笹の新芽をとり、カメさんを編んだり、三つ葉のクローバーの花の咲いた茎を取り、冠やネックレスを編み身に着けて遊ぶ。こんな懐かしい有様を今でも残す里山です。

座禅草

2月末から咲き出します。山の植樹替えの伐採を行うまでは、かなりの数が咲いていました。しかし、伐採により日陰の条件が変わったせいか、現在では数が少なくなっていますが、広葉樹の成長とともに元通りのザゼンソウ地帯となることと思います。カメラを片手に散歩の途中にお顔を見てください。
湿地のため、探索には長靴の用意があります。

ガマの穂

宅内にある古枕木でできた木道の「883歩の散歩道」を歩き、緩やかな下り坂を超えれば小さな湧水池にたどり着く、そこがガマの穂の生息地帯。春に新芽を延ばし、秋口には立派なガマの穂となる。ちょうど、昔のアイスキャンデイによく似ている。やさしい風貌のガマの穂、きっと懐かしさを思い出すことでしょう。

↑古枕木で曳かれた木道を散歩すればガマの穂に出会える。